最初の取引は、ほとんど理想形だった
最初の5分で+10,900円。
それでも利益を削った日。
りそなHDを寄り付き直後の2,177.5円で300株買い、3回に分けて利確しました。 ここまではよかった。問題は、いちばん良い取引を終えた後も同じ質で戦えると思ってしまったことです。 その後の取引は合計−2,900円。大きく取れた日の課題は、さらに取ることではなく、崩さずに終えることでした。

9時00分、りそなHDを2,177.5円で300株買いました。09:01に2,198円、09:02に2,206円、 09:04に2,237.5円で100株ずつ売却。わずか4分で+10,900円です。 寄り付き5分足の安値圏を拾い、上昇に合わせて分割した、今後も残したい取引でした。
今日の確定損益は+8,000円なので、結果だけなら悪くありません。 ただし内訳は、最初の得意な形が+10,900円、その後が−2,900円。 利益を作る力と、その利益を守る力は別だと分かる一日でした。
The first five minutes
良い取引は、買値より「その後の迷いの少なさ」に表れた
買った直後からほとんど逆行せず、上昇に合わせて100株ずつ利益へ変えられました。

実現損益は(2,198−2,177.5)×100+(2,206−2,177.5)×100+(2,237.5−2,177.5)×100=+10,900円です。
寄り付き5分足の安値圏
高値を追わず、最初の売りを受けた2,177.5円から入りました。
買った直後から上へ進んだ
想定した方向へすぐ動いたため、損切りを迷う時間がありませんでした。
300株を3回に分けた
一度に全部を売らず、上昇を見ながら利益を残せました。
After the best trade
+10,900円の直後、同じ銘柄を「別の形」で買った
9時23分の買いは、朝の高値から下落中で、概算VWAPより下でした。
2,231円で200株を買った場面は、主力にしたい「VWAP上の強い押し目」とは違います。 最初の成功があると、同じ銘柄ならもう一度取れそうに見えます。しかし、銘柄が同じでも値動きの形は別でした。 2分後に2,215.5円で売り、−3,100円。エントリーの質は低くても、損切りまで悪くしなかった点は残せます。
高値から下落中
朝の上昇は終わり、株価はVWAPの下へ移っていました。
最初の成功を引きずった
「りそなが強い」から「今も買える」へ、確認なしで話をつなげていました。
2分で−3,100円に区切った
予想に固執せず、1取引の損失上限10,000円より十分小さく終えました。
The setup returned
後場には、待っていた形が戻ってきた
12時45分の2,213円買いは、概算VWAP約2,210円を回復し、後場の上昇へ転じた場面でした。
12時53分に2,221円で売り、利益は+800円。その後は2,258.5円まで上昇しました。 買値から当日その後の高値までの最大上昇幅は、(2,258.5−2,213)×100株=概算+4,550円です。 高値をすべて取れるわけではありませんが、直近5分足安値へ逆指値を切り上げれば、 「正しい形で入れた取引」をもう少し伸ばせた可能性があります。
A profit that almost disappeared
三菱ケミカルは、勝ったのに利益をほとんど持ち帰れなかった
最大含み益は概算+4,500円。確定損益は+1,000円でした。

当時の概算VWAP約1,127円より下で、朝からの下降局面でした。午後に1,146円まで上昇しましたが、利益の多くを戻しました。
1,146円までの最大含み益は(1,146−1,123.5)×200株=概算+4,500円です。 今回いちばん改善余地が大きいのは、買い方よりも含み益が出た後の管理でした。 高値を付けた後に直近5分足安値を割ったら手仕舞うなど、利益が出た時点で逆指値を上へ動かす方法を試します。
A good small loss
みずほの−1,700円は、残してよい損失だった
予想が外れた直後に切り、その後の大幅下落へ付き合いませんでした。

損失は出ましたが、当日安値7,857円まで持たずに終了。外れた時の対応としては、再現したい切り方でした。
Executed trades
3銘柄、6エントリーの中身
利益合計12,800円、損失合計4,800円。12,800円−4,800円=実現損益+8,000円です。
- 09:00 2,177.5円
- 2,198円・2,206円・2,237.5円で分割利確
- 09:23 2,231円 → 09:25 2,215.5円
- 10:00 2,198円 → 10:02 2,199円
- 12:45 2,213円 → 12:53 2,221円
- 09:18 8,147円 → 09:19 8,130円
- 10:53 1,123.5円 → 14:58 1,129円
What remains
次に守るのは、利益ではなく「取引の質」
一度、画面から離れる
早い時間に+10,000円以上取れたら、次の15分は新規で入らず、最初の成功を追い掛けない時間にします。
同じ銘柄でも、形を見直す
朝に強かったという理由だけでは入らず、VWAP回復と維持、再上昇を改めて確認します。
逆指値を上へ動かす
含み益が出た取引は、直近5分足安値へ逆指値を切り上げ、利益を戻し切る前に手仕舞います。
外れたら小さく切る
りそな−3,100円、みずほ−1,700円。良くない入口を、大きな失敗まで育てなかった点は継続します。