原油、金、金利を見る朝。それでも買う条件は、寄り後の価格に決めてもらう。
今朝の監視
10銘柄。
本命はINPEX、住友金属鉱山、JX金属。商品市況と金利から優先順位を作りましたが、全銘柄で寄り直後を見送ります。VWAP回復後の定着、またはVWAP上の初押し反転を確認してから選び直します。
米国10年債利回りは前日比+0.031ポイント(+3.1bp)。原油・金・銀行を優先しますが、PTSと商品市況だけで寄り付きを追いません。
Opening plan
材料の強さではなく、寄り後に残った買いを選ぶ。
CME先物は小幅安、米半導体株は強弱混在です。指数やテーマを決めつけず、VWAPとセクター内の相対的な強さで候補を絞ります。
最初に見る3銘柄
高寄りを追わない
提供メモではPTSが前日比+3.05%。寄り付きの上昇を買わず、VWAPまで押した後に反転できるかを見ます。
Selection method
今朝の10銘柄を、どう絞るか。
指数、商品市況、金利、個別材料を順に見た後、寄り後の値動きで候補を入れ替えます。
指数は追わない
CME日経平均先物65,915円は大証終値66,090円に対して175円安。計算は-175÷66,090×100=約-0.26%です。小幅安のため、指数の方向を決めつけず個別の強さを見ます。
商品市況から優先順位を作る
WTI原油の上昇からINPEX、金先物の上昇から住友金属鉱山を上位へ置きます。ただし、商品高は監視理由であり、寄り付きで買う理由にはしません。
金利とセクターを重ねる
米国10年債利回りの3.1bp上昇を受け、みずほFGと三菱UFJを比較します。どちらか一方ではなく、銀行株全体の買いが続くかを確認します。
VWAPと初押しで選び直す
寄り直後は見送り、VWAP回復後の定着、またはVWAP上の初押し反転を待ちます。損切り位置までの値幅から株数を決め、予定損失が大きい銘柄は見送ります。
Today's ten
10銘柄と、買わない理由まで。
確認できた材料、反証・未確認事項、寄り後に見る条件を分けました。条件が整わなければ、本命も監視だけで終えます。
INPEX
- 確認できた材料
- 提供メモではWTI原油先物が87.06ドル、前日比約+0.26%。商品市況を追い風として最初に強さを確認する銘柄です。
- 反証・未確認
- PTSは前日比-0.10%で、材料に対する買い反応は確認できていません。原油高だけを理由に寄り付きで買いません。
- 寄り後に見ること
- 寄り直後は見送り。VWAPを回復して定着し、押しても割れない形を確認した場合だけ候補にします。
住友金属鉱山
- 確認できた材料
- 提供メモでは金先物が4,680.6ドル、前日比109.2ドル高。計算は109.2÷4,571.4×100=約+2.39%で、非鉄・金関連への追い風を確認します。
- 反証・未確認
- PTSは前日比+1.49%。寄り付きで金高を織り込んだ後、利益確定売りに押される可能性があります。
- 寄り後に見ること
- 高寄りは追わず、最初の押しを待ちます。VWAP上で下げ止まり、直前高値を更新する場合だけ候補にします。
JX金属
- 確認できた材料
- 金属市況を背景に、非鉄株へ資金が広がるかを見る高流動性銘柄です。住友金属鉱山との相対的な強さも確認します。
- 反証・未確認
- 提供メモに個別のPTS値や新規材料はなく、金高がそのままJX金属の上昇につながるとは限りません。
- 寄り後に見ること
- VWAP上への回復と売買代金の増加を確認します。住友金属鉱山より弱く、VWAP下が続く場合は見送ります。
みずほFG
- 確認できた材料
- 提供メモでは米国10年債利回りが前日比+0.031ポイント、つまり+3.1bp。金融株への資金流入が続くかを確認します。
- 反証・未確認
- 海外金利の上昇だけで国内銀行株が上がるとは限りません。指数が弱く、銀行株全体が売られる場合は前提が崩れます。
- 寄り後に見ること
- 三菱UFJと銀行株全体の強さを比較し、VWAP上で初押しを支える場合だけ候補にします。
三菱UFJ
- 確認できた材料
- 金利上昇を受けた金融株の値動きを見る大型株です。板の厚さと流動性があり、銀行セクターの方向確認に使います。
- 反証・未確認
- 金利上昇が株式市場全体の下押し要因になる場合、銀行株にも利益確定売りが出る可能性があります。
- 寄り後に見ること
- みずほFGとの相対強度を確認。単独の一時的な戻りではなく、VWAP上への定着を待ちます。
シーイーシー
- 確認できた材料
- 提供メモでは業績予想の上方修正を受けた個別材料枠です。指数よりも会社固有の材料で買いが続くかを確認します。
- 反証・未確認
- 修正内容と各社一次資料は当記事では再確認していません。寄り付きの上昇率が大きい場合は材料出尽くしに注意します。
- 寄り後に見ること
- 前日比+3%を超えるギャップアップなら初動は見送り。押し後にVWAPを維持し、再上昇する場合だけ候補にします。
商船三井
- 確認できた材料
- 提供メモではPTSが前日比+3.05%。寄り後も海運株へ買いが続くかを確認します。
- 反証・未確認
- PTS上昇を寄り付きで織り込む可能性があります。海運株全体が弱ければ、個別の高寄りは続かないと考えます。
- 寄り後に見ること
- 寄り直後の買いは禁止。VWAPまでの押しと反転、海運株全体の相対的な強さを確認します。
川崎重工
- 確認できた材料
- 値幅と売買代金が大きく、指数が弱い場面でも重工株へ資金が残るかを見る確認枠です。
- 反証・未確認
- 提供メモに当日の個別材料やPTS値はありません。値動きが速いため、上昇を見てから追うと損切り幅が広がります。
- 寄り後に見ること
- VWAP上の横ばいと初押しを待ちます。損切り位置までの幅が大きければ100株でも見送ります。
トヨタ
- 確認できた材料
- CME日経平均先物が小幅安のなか、大型輸出株へ押し目買いが入るかを見る地合い確認枠です。
- 反証・未確認
- 提供メモに個別材料、為替、PTS値はありません。指数に連れてVWAP下が続く可能性があります。
- 寄り後に見ること
- 寄り後のVWAP回復専用です。回復後の押しを支えられなければ取引しません。
ソフトバンクG
- 確認できた材料
- 米国ハイテク株が強弱混在するなか、AI関連と指数寄与度の高い銘柄への資金の向きを確認します。
- 反証・未確認
- 提供メモではNVDA-0.98%、Intel-2.24%、AMD+0.81%と方向がそろっていません。半導体・AI一括高を前提にできません。
- 寄り後に見ること
- 高値追いをせず、VWAP回復後の定着を確認します。回復に失敗した場合は見送ります。
相場は予定どおりに動かない。だから、条件で選び直す。
原油高でもINPEXが弱い日、金高でも非鉄株が寄り天になる日はあります。10銘柄は選びやすくするための候補です。VWAP、初押し、相対強度、損切り幅がそろわなければ取引しません。