VWAPの上にいた。でも、株価は下を向いていた
「VWAPより上」で買って、
4分後に−7,800円。
見落としていたもの
日本ライフラインは、買った時点で概算VWAPを約0.45%上回っていました。 数字だけなら、いつもの「VWAP上の押し目」に見えます。ところが直前の1分足は、 1,580円、1,564円、1,561円、1,560円と下落中。上にいたことと、上を向いていたことは別でした。

最初の4分で−7,800円。損失額だけを見れば、今日の取引はそこで崩れてもおかしくありませんでした。 それでも日本ライフラインへ戻らず、8分後には三菱鉛筆へ切り替えました。 三菱鉛筆では2回の取引をいったん区切り、合計+11,800円。最後は+3,400円を残して終了しました。
今日の収穫は、勝率71.4%でも、プロフィットファクター1.35でもありません。 「VWAPより上」という一つの数字で買わず、下落停止と再上昇を待つ必要があると、 実際の損失とチャートを結び付けられたことです。
Above VWAP, still falling
押し目ではなく、下落の途中を買っていた
VWAPとの位置関係は悪くありませんでした。問題は、価格が止まる前に買ったことです。

買値は概算VWAPより上でしたが、直前まで陰線が続いていました。VWAP上でも、下向きの途中なら押し目とは呼べません。
陰線の連続が止まったか
下落している最中ではなく、まず売りの勢いが弱まったことを確認します。
1分足が陽線で確定したか
一瞬の戻りではなく、1分足の終値で反発を確認してから候補に戻します。
直前高値を出来高付きで抜いたか
「VWAPより上」に加えて、再び買いが入った証拠を待ってから入ります。
Two separate trades
三菱鉛筆は、600株を一度に抱えた取引ではない
400株をすべて手仕舞い、その16分後に200株で入り直しました。二つの判断を混ぜずに区切れた取引です。

2回とも概算VWAPより約0.6〜0.7%下でした。今日は「VWAP上の押し目」ではなく、VWAP下からの反発狙いとして別の型に分類します。
1回目は2,630円で400株を買い、2,643円で200株、2,660円と2,665円で100株ずつ売却。 2回目は2,634円で200株を買い、2,644円と2,651円で100株ずつ売りました。 同じ銘柄でも、一度すべて手仕舞ってから改めて形を確認したため、無計画な買い増しではありません。
Plan versus reality
後場は、計画どおり入っても負ける
朝の反省を受け、みずほは「8,180円を回復・維持した場合だけ」と決めていました。条件は満たしましたが、取引は利益になりませんでした。

事前条件に沿って入った取引でも外れることはあります。3分で切り、1取引上限10,000円の20%で終えた点は守れました。
後場の候補はM&Aキャピタル、建設技研、みずほでした。ただし10銘柄や後場候補は、 売買を縛るためではなく、選びやすくするためのものです。条件に合わなければ入らず、 別の銘柄に形があれば見る。実際にINPEXと三菱UFJでも取引しました。
Small wins, large givebacks
勝った3銘柄で、利益の大半を戻している
イオン、INPEX、三菱UFJはすべて利益でしたが、合計は+1,400円。勝敗だけでは見えない改善点です。

3,609円で300株買い、4分後に3,611円で売却。利益を確定できましたが、途中で出た利益の多くを戻しました。

3,585円で300株買い、2分後に3,586円で売却。次は最初の100株だけ利確し、残りを直前安値まで伸ばす方法を記録します。
イオンも最大含み益概算+1,250円に対し、実現は+500円でした。 300株以上の取引では、100株だけ先に利確して残りを直前の1分足安値まで保有する方法を、 まず10回ほど記録して比較します。全取引へ一度に適用せず、数字で確かめます。
Executed trades
7取引、5勝2敗の中身
利益合計13,200円、損失合計9,800円。13,200円÷9,800円=プロフィットファクター1.35です。
- 09:17 1,558円 → 09:21 1,532円
- 2,630円 → 2,643円・2,660円・2,665円
- 09:51 2,634円 → 2,644円・2,651円
- 10:21 1,379円 → 10:24 1,380円
- 12:33 8,188円 → 12:36 8,168円
- 12:57 3,609円 → 13:01 3,611円
- 13:16 3,585円 → 13:18 3,586円
What remains
次回は「位置」ではなく、「止まって再び動いたか」を見る
VWAPだけで押し目と決めない
VWAP+0.3〜1.0%は候補を探す条件。陰線停止、陽線確定、直前高値の更新まで確認します。
外れた取引を小さく終える
日本ライフライン−7,800円、みずほ−2,000円。どちらも1取引上限10,000円以内で終えました。
300株以上は一部利確を記録する
最初の100株を利確し、残りを伸ばす方法を10回試し、全売却との差を比較します。
反発を確認してから入る
下降中の日本ライフラインを減らし、三菱鉛筆のように反発が見えてから入る取引を増やします。