NISA OPERATION GUIDE / 2026.07

口座を作ったあと、
どう運用するか。

入金してすぐに買うのではなく、続けられる金額、商品の選び方、 確認する頻度を先に決めます。このページは、NISAを始めた後の動きを順番に整理した実践ガイドです。

運用の流れを見る
暮らしのお金を分け、毎月少しずつ投資を続けながら植物を育てる様子を描いた挿絵
SCENE 01暮らしを守りながら、少しずつ育てる。

Five-step operation

入金から見直しまで、5つの手順。

一度に全部を決めず、上から一つずつ進めます。

01投資に回せる金額を決めるBudget
02最初の商品を絞るProduct
03積み立てを自動設定するここから自動化
04成長投資枠は別に考えるSeparate
05確認日を決めて続けるReview
01
Budget

投資に回せる金額を決める

生活費や急な出費に備えるお金を先に分け、当面使う予定のない余裕資金だけを運用に回します。

最初の入金額と、毎月続ける金額をメモする
02
Product

最初の商品を絞る

目的、運用期間、値動きへの耐え方を確認します。よく分からない商品を、NISA枠を埋めるためだけに買わないことが大切です。

商品の特徴・手数料・値動きを公式資料で確認する
03
Automate

積み立てを自動設定する

つみたて投資枠を使う場合は、毎月の金額と買付日を設定します。相場を毎日見なくても続く仕組みを先に作ります。

無理なく継続できる金額で自動買付を設定する
04
Separate

成長投資枠は別に考える

個別株などを買う場合は、積み立てとは分けて判断します。買う理由、保有期間、見直す条件を決めてから注文します。

買付理由と、判断を見直す条件を一行で残す
05
Review

確認日を決めて続ける

値動きのたびに設定を変えず、毎月の入金確認と年1回の全体見直しを基本にします。生活状況が変わった時は金額を調整します。

毎月と年1回の確認日をカレンダーに入れる

Choosing a product

投資信託、ETF、個別株。何が違う?

難しい名前ですが、違いは「まとめて買うか、1社を選ぶか」と「いつ値段が決まるか」です。

分散された植物、個別の木、仕組みの分からない箱を見比べながら商品を選ぶ人の挿絵
全部を理解してから始めなくても大丈夫。分からない商品を選ばないことも、大切な判断です。
01たくさんを、ひとまとめに

投資信託

多くの人から集めたお金を、運用会社が複数の株や債券などに分けて投資する商品です。

中身
1本で多くの企業や地域へ投資できる
値段
基本的に1日1回、基準価額が決まる
特徴
少額の積み立てに使いやすく、保有中は信託報酬がかかる
02投資信託を、株のように

ETF(上場投資信託)

複数の株などをまとめた投資信託の一種で、証券取引所に上場しています。

中身
指数や業種など、決められたまとまりへ投資する
値段
市場が開いている間、リアルタイムで動く
特徴
株と同じように、価格を指定して売買できる
03応援したい1社を、自分で

個別株

自分で選んだ1社の株主になり、その会社の成長や配当を受け取ることを目指します。

中身
選んだ1社へ直接投資する
値段
市場が開いている間、リアルタイムで動く
特徴
会社の業績が価格に影響しやすく、分散は自分で考える

NISAで購入できる商品は枠や証券会社によって異なります。対象商品と費用を公式資料で確認してください。 ここで示すのは商品の違いであり、特定の商品を推奨するものではありません。

Review cadence

毎日ではなく、決めた時に見る。

毎月

入金と買付だけ確認

  • 入金できているか
  • 積み立てが実行されたか
  • 生活費を圧迫していないか
年1回

全体を見直す

  • 目的と運用期間に変化がないか
  • 資産配分が偏っていないか
  • 積立額を無理なく続けられるか
必要な時

売却を検討する

  • 使う時期が来た
  • 生活の余裕資金が減った
  • 買った理由や前提が変わった

Official NISA limits

制度上の枠と、実際に入れる金額は別。

年間投資枠は、つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円です。 非課税保有限度額は合計1,800万円で、成長投資枠はそのうち1,200万円までです。 これは上限であり、使い切る義務はありません。

Things not to do

続けるために、やらないことも決める。

生活費や緊急資金を入れない

NISA枠を埋めるためだけに買わない

短期の値下がりだけで積み立てを止めない

理解できない商品を勢いで買わない

Next action

まずは、毎月の金額と確認日を決める。